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ある人物のある一日

2011.11.23 03:02|狼陛下の花嫁 ss
*狼陛下の花嫁(黎翔×夕鈴+息子)
*ss 4


【重要】

必ず読んでください。下の設定にいいよ、大丈夫との絶対の自信のある方のみ入ってください。

・未来設定
・息子います。
・というかもはや息子中心のお話かも、息子+ちょこっといちゃつく夫婦みたいな。
・とにかくうさこの妄想の塊。



ほんとに、ほんとにいいですか?
ほんとに、ほんとに大丈夫ですか?


ここまで読んで、読んであげてもいいよ、との心優しい方のみぽちっと"続きを読む" を押してからよんでください>


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



白陽国。

その国はかつて、国内で反乱が起こり、中央政治が荒れ果てていた。それを若き王が鎮圧、粛正し、宮中の実権を掌握する。



その実績と、その冷酷非情な振るまいに、人々は彼を"狼陛下"と呼んだ。キレる頭と圧倒的な行動力を持ち合わせていた若き王。次第に国は安定し、他国との力関係においても確かなものとした。



国内外で、彼の怒りに触れぬのが身の為だと、広がり恐れられ、またそんな若き王に惹かれるものも多かった―――――…というのは十数年も前の事。




――――――――――――――――――――――

――――――――――――――――――――…



(これは、何かの嫌がらせなのか。)


抱きつかれたかと思うと、押し倒された状態で冷静に頭を働かせる。いろいろな面で、考えて、考えて、考えて。しかし、どうしても自分がこんな目に合う意味が分からない。


昼下がりの書庫室。そこに足を踏み入れたことがまずいけなかったのか。


激務をやっと終え、書庫室で寝入ってしまったその人物に、伝えたい事があるが起こすのが恐ろしいと困り果てていた女官を見つけた数分前。気を効かせて、代わりに伝えようとしただけなのに。



そっとその人物を揺らして、声をかけた途端、



(だから何で、こうなった…)



明らかにおかしい。というより、激しくまずい状況に焦りというより、ため息がでる。



「ちょ、っと、」



今にも覆い被ってきそうなその人物を必死で突っぱねる。



「寝ぼけていないでいい加減、起きてはくれませんか。」




そう告げても一向に退こうとしない人物は、逃げようとすればするほど、追ってきて。


ぐっ、と顔の距離が近くなる。


(ちょ、こ、これはまずいってもんじゃない!!)



流石にこれには焦らずにはいられなくなり、必死でもがいた。

本当にこれは寝ぼけているのか。そう疑いたくなるくらい目の前の人物の拘束する力は強くて、逃れられない。



(く、くそっ)



あと、もう少しで口が重なる、



「ぼ、僕は母上じゃないっ!!」



焦りと混乱から、気づいたら無意識に悲鳴に近い声で叫んでいた。するとその声に、やっとその人は異変に気づいたのか、びくりと動きを止めた。


ぱっ、と開いた紅い目と合う。



「…」

「…」



気まずい空気がしばらく漂った。数分、数秒だったかもしれない。

けれど、僕にとっても、相手にとっても、それはそれは恐ろしく、長く感じた、と思う。



お互いに落ち着いたと感じた頃。



「…………なぜお前がここにいる」


静かな書庫室に低く、重い声が響いた。目の前の人物はそれは素早く退き、あからさまに分かりやすく、顔をしかめる。


不機嫌丸出しの、並みの人間でなくても逃げ出すだろうその眼光。怖い。ほんとの事今にも逃げ出したい衝動にかられる。


けれど僕はぐっ、とこらえにらみ返した。自分には睨まれる理由も負も全く無いのだ。



「ち、父上が悪いんですよ!!僕は起こそうとしただけなのに、寝ぼけているからっ、」



そう、自分は悪くはないのだ。
目を反らさずにらみ続ける。顔に出さないようにしてはいるが、内心びくびく、穏やかではない。



「…」

「…」


また、奇妙な沈黙が続いた。
本気でいい加減気まずい、逃げたい。


向かい合う父親に用だけ告げて逃げようとしたとき、



「…僕が、お前と夕鈴と間違えるなんて…」



鋭い目付きが柔らかなものとなり、書庫室を包み込んでいた鋭く、冷ややかな雰囲気が和らいだ。



「最悪だ、」



立ち直れない…とでもいうようにみるからに落ち込み始じめる。



(はぁ――――――…。)





ぱっ、と様子が変わる父親に今度は恐怖より、呆れが勝つ。これはこれで面倒なことになった。

こうなったら本当に大変なのだ。
…主に李順が。



『殿下!!何とかしてくださいっ!!』



今にもヒステリックを起こしそうな父親の側近の顔が浮かぶ。



(まぁ、それはそれで楽しいんだけど…)




今回はそんな可哀想な側近を助けてやろう。にやり、そっと黒い笑みを浮かべる。いい取引が出来そうだ。



「父上、そんな事してていいの?」

「…何が?」



あぁ、なんか犬のしっぽと耳がみえる、気が、



「母上、帰ってきたよ?」

「!!」




そうつげた途端、目の前にいたはずの父親はすでに消え去っていた。

奥からなんだか悲鳴みたいな声がした気がしたけど、


(まぁ、僕に害がないからいっか。)




そう僕はひとり笑って、書庫室を後にした。



――――――――――――――――――――――

――――――――――――――――――――…




そう、恐れられたのは十数年も前の事。

今もその王の裁量で国は栄え、強靭であるということは変わらない。



けれど、


恐れられていた"狼陛下"の噂に、新たに愛妻家という言葉が付け加わったのも十数年も前の事。そして、それは年々とどまることなく、強まるようで…




(まさか、たった2日の宿下がりで…)



自分の息子と愛する妻を間違えてしまうほど、溺れきっているとは誰も知らないだろう。



(まぁ、こんなのほんの一部なんだけどね。)




「ちょ、陛下っ、ま、まだ着いたばか「まてない」


「―…っん、はぁっ――…」




(あー、やっぱり。)



書庫室から自室に帰る途中の王とその王妃の部屋の前で。



漏れた声は聞かなかった事にして、僕は足早にそこを横切る。

…部屋の前で何か書類を沢山握りしめた、側近も見なかったことにして。






そんなある王とその愛する妃の息子の一日。






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




狼陛下 ss 第4段~。


ま、また遂にやってしまった、…もう申し訳ない思いしかない…何か言われる前に言っておきます、

……………ごめんなさいでしたーーーっ>


と、いうか読んでくださる方がいらっしゃったのか、それすら疑問ですが、もう申し訳なさでいっぱいいっぱい。

もー、長編書き終えるまで、UP 出来ないかも~だなんて言っておいて、長編終えてもいないのに、短編UP …しかも、未来設定…それも物凄くすっとばして息子とかっ!!


ごめんなさい、我慢できなかったんです←
Twitter開いたら『今日はいい夫婦の日だねー』なんてツイートしているかたを見てしまって、


ん?いい夫婦の日?→狼陛下→夫婦ってんだから未来設定じゃね?→…息子(←え。)

みたいな脳内変換という妄想爆発いたしまして…。

…初めはいちゃつく夫婦な二人を書くつもりだったんです。でもどうしてもよい妄想浮かばなくて…

ずっと、二人の子供ってどんな子だろうという妄想があって、あまりそういう設定で書かれているお話がないので、気がついたら好き勝手自分の好みの息子が出来上がっていて…

二人がいちゃつくのを息子目線でかけばなんか面白いかも、だなんて息子書きたいばかりに軽い気持ちで書きはじめたら、あれ、あれれなくらい息子主体、なんてことに…。


夕鈴にしては最後にちろっと登場する始末…
全然、陛下×夕鈴なんかじゃないじゃない!?って方、ごもっともです。

だ、だからね、ちろっと、いちゃつきをいれてみたの(びくびく)


…妄想が行きすぎると恐ろしいものです。


もうこうなったら開き直って。


シャララ息子設定。

容姿は陛下に物凄く似ています。瞳の色が夕鈴似なとこだけが違うという、ちっちゃい陛下を想像してください。(あ、髪型はちがうかもー。)

雰囲気は夕鈴に近い、かな。でも読んでいただくとわかるように、したたかというか、陛下と似て頭がキレます。基本ニコニコしてますが、これまた陛下と似て二面性があり、急激に冷めた雰囲気をかもし出します。

世渡り上手。李順をからかうこと大好き←

狼陛下には弱いけど、子犬陛下だと夕鈴みたいな対処をします。

これも全て、幼いときから二人のらぶっぷりを見せつけられ、父親に母親を取られ、たくましく、育った結果だと思います。

今回登場した息子は13歳くらいかな…。青慎くらいとおもってください。



…以外と自分でも引くぐらい設定考えてた、
そら息子中心の話になるわけだよ。楽しかったよ息子書くの!!←


また、書きたいな…
不評じゃなかったら書きたい、



では、今回はこれで。
長編頑張ります!!待ってくださるとのあたたかいお言葉をくださる方々、うれしすぎて涙とまりません(´;ω;`)


それと、それと、気がついたら1000hitまわってました。ありがたいことです。感動…

もし、余裕があったらなにかお礼をしたいと思っております。



本当に本当に閲覧ありがとうございます。
これからもあたたかい目でみてくださると嬉しいです´`*°


では本当に今日はこれで。



うさこ


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テーマ:二次創作:小説
ジャンル:小説・文学

コメント:

息子萌え!

はじめまして、しょうといいます。
いつもおじゃましてますが、コメントははじめてです。

普通の陛下と夕鈴もかわいくってすきなのですが、息子…イイですね…!
こちらもゼヒ続編期待してます!
今まで読んだ息子設定の中で一番のお気に入りです〜

方淵が教育係についたりしてビシビシしごかれてたり、官吏になった青慎をお兄ちゃんみたいに慕ってたり…
すいません、勝手に萌えてます(笑)

いい大人なのにハメはずしまくってる陛下もステキでした!
思春期の男のコにアレはキッツいですね〜(笑)でもそこがまたよかったです!

初コメントで長々と失礼しました
また次回を楽しみにしています!


はじめまして

こんにちは。紗々です。
息子にトキメキましてはじめてコメしましたw

面白かったです。ほんわかしてて
青慎似な感じがしました。
夕鈴かわいがってるでしょうね…
それを陛下が妬くとw

ぜひ息子の出番を増やしてあげてくださいね!

長編も楽しみに待ってます。
では失礼しました。
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